糸商とは?

  1. TOP
  2. /
  3. 事業内容
  4. /
  5. 糸商とは?

糸商とは?

一般の方に限らず、繊維業界の方でも、糸商とはどんな仕事なのか、ご存知ない方が多いのではないでしょうか?
もちろん糸を売っているから糸商なのですが、お客様に糸を買っていただくまでのストーリーは様々です。

 

「持つ」

化学繊維メーカーあるいは紡績会社で作られる糸の多くは、そのままでは織ることも、編むことも、刺繍することも、紐に組むこともできません。
株式会社千吉良では様々なご用途のお客様に向けて、欲しい糸を欲しい時にお使いいただけるよう、撚糸や染色などの加工を施した多種多様な糸を在庫に用意しながら、少量の単位から販売しています。

「探す」

天然繊維なら綿、麻、ウール、シルク、、、
化学繊維ならポリエステル、ナイロン、アクリル、レーヨン、、、
世にある素材は様々で、複数の素材を組み合わせた糸もあるため、糸の種類は数え切れません。
株式会社千吉良では、常時700冊以上の素材ブックを揃えて、お客様のご要望に叶った糸を提案しています。

「作る」

どれだけ素材ブックがあったとしても、それだけでお客様のご要望に応えることはできません。
撚糸回数が違えば風合いが変わります。
在庫色にはないオリジナルカラーの糸をお求めになられる場合もございます。
株式会社千吉良では、化学繊維メーカーや紡績会社はもちろん、全国各地の加工場と協力し、お客様のお求めになる糸を迅速に作り、お届けしています。

「創る」

「作りたい商品は決まっているけど、どんな糸を使えばいいのかわからない」
「この糸は面白いと思うのだけれど、どんな商品を作れば活かせるのかわからない」
こんな場合もございます。
株式会社千吉良では、アウター、インナー、スポーツ、インテリア、生活雑貨、工業資材、農業資材など、様々な用途に向けて販売してきた実績とそこで得た知見から、お客様と一緒に糸を企画し、新しいものづくりのサポートをしています。

「繋げる」

糸商は、化学繊維メーカーや紡績会社などの素材メーカーと、その素材をお使いになる製造業、卸売業、小売業の方々を繋げるプラットフォームです。
そこには最新の素材、製造や加工の技術、流行など、様々な情報が集まります。
「これまでに実績のない用途に向けた商品開発をしたい」
「これまでに実績のない用途に向けた商品を開発したが、販路が作れない」
あるいは、
「やりたいことは決まっているのに、お願いする工場が見つからない」
お客様がそのようなお悩みに直面した時、株式会社千吉良では素材と商品、製造と販売、工程と工程、それらを繋げることを役目として、解決のためのご提案をしております。